2026年開業!注目の新施設ラインナップ
横浜エリアを牽引する2つの「OMO」
横浜は国内有数の観光都市でありながら、都市観光における多様なニーズに応える新たな宿泊体験が求められていました。星野リゾートは、この課題に対し2つの「OMO」ブランドで応えます。
OMO5横浜馬車道 by 星野リゾート(2026年1月15日開業)
みなとみらい線「馬車道」駅直結の超高層ビル高層階に位置する「OMO5横浜馬車道」は、「360°天空のボヤージュ」をコンセプトに掲げます。地上150mを超える高さからベイブリッジや横浜の街を360度見渡せるパノラマビューは、まるで空を航海しているかのような非日常感を味わえます。
全室にキッチンと洗濯乾燥機を完備し、最大6名まで宿泊可能な136平米のスイートも用意されているため、長期滞在やグループ旅行にも最適です。横浜の絶景を独り占めしながら、暮らすように滞在したいという願いを叶える施設となりそうです。

OMO7横浜 by 星野リゾート(2026年4月21日開業)
「気分上々、ハマイズム」をコンセプトに、横浜・関内駅前に誕生する「OMO7横浜」は、村野藤吾氏設計の旧横浜市庁舎行政棟をリノベーションした、星野リゾート初の「レガシーホテル」です。歴史的価値を持つ建物を活用することで、横浜の歴史と現代の魅力を融合させた都市観光の新たな楽しみ方を提案します。
館内では横浜発祥グルメや「パン飲み」を楽しめるほか、夜は屋上テラスで浜風を感じながら音楽に浸るイベントも開催されます。OMOレンジャーによるガイドツアーは、ガイドブックには載っていないディープな横浜の魅力を発見するきっかけとなるでしょう。

歴史的建造物の新たな命「奈良監獄ミュージアム」「星のや奈良監獄」
奈良では、国の重要文化財である旧奈良監獄が2つの異なる形で生まれ変わります。これは、歴史的資源の保存と活用、そして観光資源としての価値創出という大きな課題に対する挑戦と言えるでしょう。
奈良監獄ミュージアム(2026年4月27日開業)
明治政府が完成させた「五大監獄」の中で唯一全貌が現存する赤レンガ建築を保存・活用し、「美しき監獄からの問いかけ」をコンセプトに新たなミュージアムとして開館します。当時の状態を残した保存エリアや、多角的な視点から「問い」を深める展示エリアを通じて、訪れる人が監獄から受けた問いに向き合い、生き方を見つめ直すきっかけを提供する場となるでしょう。

星のや奈良監獄(2026年開業予定)
同じく旧奈良監獄の美しい赤レンガ建築を活かしたラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」も誕生します。かつての舎房を快適な客室へと生まれ変わらせ、放射状に広がるハヴィランド・システムなどの建築美や重厚な歴史はそのままに、現代の快適性を融合させた空間を提供します。歴史の深みと圧倒的な非日常に浸る、世界でも類を見ない滞在が期待されます。

温泉地での新たな挑戦「界 草津」「界 蔵王」「界 宮島」
日本各地の温泉地では、伝統を守りつつも新たな魅力を創出し、多様な旅行者を惹きつけることが課題となっています。星野リゾートの「界」ブランドは、その土地ならではの温泉文化を深掘りし、新しい温泉滞在を提案します。
界 草津(2026年6月7日開業)
日本三名泉の一つ、草津温泉に誕生する「界 草津」は、「温泉街の賑わい」と「静謐な温泉宿」を専用トンネルでつなぐというユニークなコンセプトが特徴です。名湯・万代鉱源泉など2種の酸性泉や、群馬の絹文化に浸るご当地部屋「シルクアートの間」など、非日常の空間が広がります。夕食は上州の恵みを味わう会席料理に加え、敷地内の「蕎麦割烹」も選択可能。動と静を自由に往来し、草津の奥深さを満喫できるでしょう。

界 宮島(2026年夏開業予定)
星野リゾートの広島県初進出となる「界 宮島」は、嚴島神社を望む宮島口エリアに開業します。全室オーシャンビューのご当地部屋「海霧の間」からは瀬戸内の島々が織りなす絶景を一望でき、幻想的な海霧や福山デニムなど地域の風情がデザインに取り入れられています。かつて瀬戸内で親しまれた「石風呂」を現代に再現した入浴体験も提供され、瀬戸内の風景と文化を心ゆくまで味わう特別な温泉旅館となりそうです。

界 蔵王(2026年秋開業予定)
山形県初進出となる「界 蔵王」は、標高約880mの「天空の温泉郷」蔵王温泉に誕生します。火口湖「御釜」をモチーフにした360度パノラマのルーフトップテラスからは、蔵王連峰や朝日連峰の壮大な景色を一望できます。大浴場では強酸性の硫黄泉を段階的に楽しむ湯巡り体験が提供され、美肌の湯として名高い名湯を心ゆくまで堪能できるでしょう。雄大な自然と一体になり、心身ともに解き放たれる滞在が期待されます。

地域に根差した個性派ホテル「BEB5門司港」「界 松本」
BEB5門司港 by 星野リゾート(2026年7月24日開業)
星野リゾートの福岡県初進出となる「BEB5門司港」は、レトロな街並みが残る門司港エリアに誕生します。「トキメキ海峡ステイ」をコンセプトに、全室から関門海峡の絶景を望むことができます。24時間オープンのパブリックスペース「TAMARIBA」では飲食の持ち込みも自由で、「居酒屋以上 旅未満」のルーズなスタイルで、気の合う仲間と語らいながら絶景と遊び心に満ちた滞在を楽しめます。若年層や友人同士の旅行に新たな選択肢を提供するでしょう。

界 松本(2026年夏リニューアルオープン)
芸術の街・松本に佇む「界 松本」が、2026年夏に装いを新たにリニューアルオープンします。八種十三通りの多彩な湯浴みや、信州ワインと料理のマリアージュはそのままに、音楽とアートが彩るモダンな空間がさらに進化します。国宝や雄大なアルプスの山々に囲まれた地で、知的好奇心と感性を満たす上質な温泉滞在を提案します。

2027年開業予定の期待の施設
リゾナーレ福井(2027年秋開業予定)
北陸エリア初となる「リゾナーレ福井」は、世界三大恐竜博物館の一つ「福井県立恐竜博物館」がある「かつやま恐竜の森」内に位置します。恐竜をテーマにしたアクティビティなど、想像を超える体験を提供し、家族で夢中になって楽しめる新たなリゾート拠点となるでしょう。

星のや飛鳥(2027年開業予定)
日本国はじまりの地・奈良県明日香村に開業する「星のや飛鳥」。村の全域が「歴史的風土特別保存地区」に指定された稀有な地で、美しい原風景と調和する空間を創出します。かつて日本初の宮都「飛鳥京」があったこの地で、数々の史跡や歴史上の人物たちの足跡を身近に感じながら、悠久の時と圧倒的な非日常に浸る滞在を提案します。

星野リゾートの戦略からスタートアップが学べること
今回の星野リゾートの開業ラッシュは、単なる規模拡大に留まらず、競争力強化を目指すスタートアップ企業にとっても多くの示唆を与えます。
1. 多様化するニーズへの対応とブランド戦略
星野リゾートは、「旅を楽しくする」をテーマに、「星のや」「界」「リゾナーレ」「OMO」「BEB」「LUCY」という6つのブランドを展開しています。それぞれのブランドが明確なコンセプトを持ち、ターゲットとする顧客層のニーズに深く寄り添うことで、市場での優位性を確立しています。
スタートアップは、自社の製品やサービスがどのような顧客の、どのような課題を解決するのかを明確にし、ペルソナに合わせたブランド体験を設計することが重要です。これにより、競合との差別化を図り、顧客ロイヤルティを高めることができます。
2. 地域資源の再解釈と価値創造
旧横浜市庁舎や旧奈良監獄といった歴史的建造物、草津温泉や蔵王温泉といった自然資源、門司港の絶景など、星野リゾートは既存の地域資源を新たな視点で再解釈し、独自の価値を持つ宿泊施設へと昇華させています。これは、単なる「外注費削減」や「コスト削減」ではなく、既存の資産を最大限に活用し、新たな「競争力強化」へと繋げる戦略です。
スタートアップも、自社が持つ技術、人材、地域の特性といった既存資源をいかにユニークな形で組み合わせ、新たな価値を創造できるかを考えるべきです。これにより、初期投資を抑えつつ、他にない魅力を持つサービスを展開することが可能になります。
3. 体験価値の深掘りと物語性の創出
各施設には「360°天空のボヤージュ」「気分上々、ハマイズム」「美しき監獄からの問いかけ」など、心に響くコンセプトが設定されています。これは、単に機能を提供するだけでなく、顧客の感情に訴えかけ、記憶に残る「体験」と「物語」を創出しようとする姿勢の表れです。
生産性向上やコスト削減も重要ですが、最終的に顧客が「なぜそのサービスを選ぶのか」は、提供される体験の質と、それにまつわる物語に大きく左右されます。スタートアップは、顧客がサービスを通じてどのような感情を得て、どのような物語を語りたくなるかを深く掘り下げて設計することで、強力なブランドを築くことができるでしょう。
まとめ
2026年、星野リゾートが全国に展開する新しい施設群は、日本の旅行業界に新たな風を吹き込むことでしょう。横浜の都市観光から、歴史的建造物の活用、そして豊かな自然に囲まれた温泉地での特別な滞在まで、多様な選択肢が旅行者の心を掴むことは間違いありません。これらの施設は、日常の喧騒から離れ、心身ともにリフレッシュしたいという現代人の深層的なニーズに応えるだけでなく、地域の魅力を再発見し、新たな文化体験を提供する場ともなります。
また、星野リゾートの多角的なブランド展開や、地域資源を活かした価値創造、そして体験に重きを置いた戦略は、スタートアップ企業が持続的な成長と競争力強化を実現するための貴重なヒントを提供してくれます。既存の枠にとらわれず、顧客の深層ニーズに応える新たな価値を創造する視点は、どの業界においても成功の鍵となるでしょう。
2026年の旅が、今から待ち遠しくなりますね。ぜひ、星野リゾートの各施設で、あなただけの特別な体験を見つけてみてください。
星野リゾートの詳細はこちらをご覧ください。
https://hoshinoresorts.com/jp/

