地方自治体のDX推進、なぜ今必要なのでしょうか?
DXは、単なるデジタル技術の導入に留まりません。それは、行政プロセスやサービス提供のあり方そのものを変革し、住民の生活の質を向上させ、地域全体の生産性向上、コスト削減、そして競争力強化へと繋がる可能性を秘めています。例えば、マイナ保険証への移行に見られるように、行政のデジタル化は私たちの生活に深く関わり始めています。これにより、手続きの簡素化や迅速化が期待でき、住民の利便性が飛躍的に向上するでしょう。
地方自治体は、限られたリソースの中で、いかに効率的かつ効果的に住民サービスを提供していくかという大きな課題に直面しています。DXは、これらの課題解決の強力なツールとなり、職員の業務負担を軽減し、より創造的な仕事に集中できる環境を生み出すことで、外注費削減にも寄与するかもしれません。スタートアップ企業にとっても、地方自治体の抱える具体的なニーズを理解し、技術やサービスを提供することは、新たなビジネスチャンスに繋がるはずです。
つくば市の先進事例に学ぶDXの成功のヒント
そんな中、スーパーサイエンスシティ構想を推進する茨城県つくば市は、全国に先駆けたDX施策を展開し注目を集めています。2022年には国の「スーパーシティ型国家戦略特別区域」に指定され、インターネットによる模擬住民投票の実証実験を行うなど、先進的な取り組みを進めています。これらの事例は、DX導入を検討している他の自治体にとって、具体的な成功のヒントとなるでしょう。
つくば市がどのようにDXと向き合い、地域課題の解決や住民との関係構築に挑戦しているのかは、多くの示唆を与えてくれます。特に、少子高齢化が進む地域におけるDX推進のポイントや、デジタルデバイド(情報格差)に配慮した制度設計は、どの自治体にも共通する重要なテーマです。

中高生が問いかける未来:N高グループ政治部ゲスト講義
学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(N高グループ)の部活動「N高グループ政治部」は、主権者教育の一環として、社会の問題や課題について自分の力で調べ、考えられるようになることを目指し活動しています。来る2026年1月21日(水)には、つくば市長の五十嵐立青氏を迎え、ゲスト講義「地方自治とDX」を開催します。
この講義では、五十嵐市長と政治部の中高生が、つくば市の先進事例を基に、地方自治とDXの未来について議論を交わします。次世代を担う中高生が、どのように社会課題と向き合い、DXの可能性を捉えているのか、その視点から新たな発見があるかもしれません。

ゲスト・司会のご紹介
ゲスト:五十嵐 立青 氏(茨城県つくば市長)
1978年つくば市生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科修了、博士(国際政治経済学)。つくば市議を経て、2016年よりつくば市長を務めています。マニフェスト大賞での受賞歴も多数あり、2023年にはOECDによるチャンピオンメイヤーに選出されています。
司会:川邊 健太郎 氏(N高グループ政治部 顧問、LINEヤフー株式会社 代表取締役会長)
ヤフーCOO、ヤフー代表取締役社長CEOなどを歴任し、現在はLINEヤフー代表取締役会長を務めています。

講義概要と視聴方法
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日時: 2026年1月21日(水)14:00〜15:30
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ゲスト: 五十嵐 立青 氏(茨城県つくば市長)
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司会: 川邊健太郎 氏(N高グループ政治部 顧問、LINEヤフー株式会社 代表取締役会長)
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参加生徒: N高グループ政治部 6期生 30名(予定)
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内容: ゲストと政治部生徒のQ&Aセッション
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配信プラットフォーム:
この講義は、地方自治体のDX推進に興味を持つすべての方にとって、貴重な学びの機会となるでしょう。
N高グループ政治部の活動
N高グループ政治部は、2020年に設立され、2025年5月より6期目がスタートしています。与野党問わず様々な政治家の話を聞くことで視野を広げ、メディアリテラシーを身につけ、自分で調べ考え判断する習慣を養うことを目的としています。

過去には、「ネット党首討論」や「総裁候補vs中高生『日本の未来』討論会」に参加するなど、積極的に活動を行っています。
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N高グループ政治部の詳細:https://nnn.ed.jp/attractiveness/extracurricular/club/politics/
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過去の特別講義・ゲスト講義(YouTubeプレイリスト):https://youtube.com/playlist?list=PLyBum7ySyP_ppGApNJ3k5bht6sX13JOlZ

まとめ:DXで変わる地方の未来
地方自治体のDX推進は、住民の「こんなサービスがあったらいいのに」という願いを形にし、行政の「もっと効率よく仕事がしたい」という思いを実現する鍵となります。つくば市の事例から得られる知見は、DX導入を検討している他の自治体にとって、大きな一歩を踏み出す勇気を与えてくれるでしょう。
もちろん、DX導入には初期費用や人材育成、住民への丁寧な説明といった課題も伴うかもしれません。しかし、長期的に見れば、生産性の向上、コスト削減、そしてより質の高い住民サービス提供による地域活性化という大きなメリットが期待できます。このイベントを通じて、地方自治のDXがどのように進化し、私たちの未来を豊かにしていくのか、ぜひ一緒に考えてみませんか。あなたの地域が抱える課題を解決し、新たな価値を創造するためのヒントがきっと見つかるはずです。
N高グループのWebサイト:https://nnn.ed.jp/
N中等部のWebサイト:https://n-jr.jp/
