変化する「働く」への意識とキャリア教育の重要性
国立青少年教育振興機構の調査(令和5年6月発表)によると、日本の高校生は「仕事」「働くこと」に対し、「生活のため」「社会人としての義務」といったイメージを持つ割合が、米中韓に比べて高い傾向にあるといいます。これは、キャリア教育において、より多様な働き方や選択肢を早い段階から提示することの必要性を示唆しています。
Another worksが推進する「複業」の社会実装
株式会社Another worksは、創業以来、本業に加えて複数の居場所を持つ「複業」が、金銭報酬だけでなく、スキルアップ、キャリアアップ、自己実現といった複数の目的を達成できる、社会に不可欠な働き方であると提唱し、その社会実装を推進しています。同社が運営する複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」は、提供開始から7年で累計登録タレント数10万人、累計導入企業数2,500社、累計自治体数250を突破しており、複業という働き方が着実に社会に浸透していることがうかがえます(2025年11月末時点)。
Another worksは、「挑戦するすべての人の機会を最大化する」というビジョンのもと、中学生や高校生といった若い世代が「複業」のような多様な働き方を知る機会を提供しています。これは、将来の挑戦の幅を大きく広げるきっかけとなると考えています。
福岡女子商業高等学校の企業訪問:未来を創る学生の挑戦を応援
2025年10月27日、Another worksは福岡女子商業高等学校の修学旅行生を企業訪問として受け入れました。この訪問は、未来を担う若者がキャリアを考える上で、「働くことの楽しさ」「選択肢の広さ」「複業がもたらす可能性」を伝えることを目的としています。

企業訪問では、代表取締役の大林尚朝氏による講演、職場見学、社員インタビュー、若手社員との座談会など、高校生が主体的にキャリアを描くために必要なテーマを中心に、ワークや事例紹介を交えながら実施されました。


講師プロフィール
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株式会社Another works 代表取締役 大林 尚朝
早稲田大学卒業後、パソナグループ、ビジョナル株式会社を経て、2019年にAnother worksを創業。「複業クラウド」を開発し、2,500社・250自治体以上の複業採用を支援。東京都など複数自治体で起業家メンターも務めます。

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株式会社Another works 社長室 黒田 瑛子
大学在学中にAnother worksに1人目バックオフィスとして参画し、新卒入社。YouTubeチャンネル『大林尚朝│経営者の脳内回路』プロデューサーを務め、中高生向けキャリア講師として20校以上で講演実績があります。

複業がもたらす企業と個人のメリット・デメリット(多角的分析)
個人のメリット
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スキルアップ・キャリアアップ: 本業とは異なる分野やレベルの仕事に挑戦することで、新しいスキルを習得し、自身の市場価値を高めることができます。これにより、将来のキャリア選択肢が広がります。
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自己実現・やりがい: 自身の興味や情熱に基づいた活動を通じて、金銭報酬以外の満足感や達成感を得られます。これは精神的な豊かさにも繋がります。
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収入源の多様化: 複数の収入源を持つことで、経済的な安定性が向上し、不測の事態への備えにもなります。
企業のメリット
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専門人材の確保と競争力強化: 「複業クラウド」のようなプラットフォームを活用することで、必要な時に必要なスキルを持つ専門家を柔軟に確保できます。これにより、固定費を抑えながらプロジェクトを推進し、競争力を強化することが可能です。特にスタートアップや中小企業にとっては、高スキル人材を正社員として雇用するよりも、外注費削減に繋がり、生産性向上に貢献する可能性があります。
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多様な視点とイノベーションの促進: 複業人材は、社外の知見や経験をもたらすため、組織内に新しい視点やアイデアが生まれやすくなります。これはイノベーションの創出に繋がり、企業の成長を加速させます。
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コスト削減: 正社員雇用にかかる採用コストや固定給、福利厚生費などを抑えつつ、必要な業務を外部の専門家に依頼できるため、全体的な人件費の最適化が期待できます。
考慮すべき点(デメリット・課題)
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個人の時間管理と健康: 複業は、本業との両立が求められるため、個人の時間管理能力が非常に重要になります。無理なスケジュールは健康を損なう原因となる可能性もあります。
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企業側の管理体制: 複業人材の活用にあたっては、業務範囲の明確化、情報共有の仕組み、評価基準など、適切な管理体制の構築が求められます。連携不足は生産性の低下に繋がる可能性もあるでしょう。
スタートアップが学べること:社会貢献とブランド構築
Another worksの取り組みは、スタートアップ企業が社会貢献とビジネス成長を両立させる模範となります。教育機関との連携を通じて、未来の労働力育成に貢献することは、企業の社会的な信頼性を高め、ブランドイメージを向上させます。また、若い世代に自社のビジョンや働き方を直接伝えることで、将来の優秀な人材獲得にも繋がるでしょう。
まとめ:未来の働き方を共創するために
Another worksが福岡女子商業高等学校の学生に提供した機会は、単なる企業紹介に留まらず、未来の働き方、キャリア形成の多様性を提示する重要な一歩です。個人がより豊かに、企業がより強く、そして社会全体がより活性化する「複業」の可能性は、今後ますます広がっていくことでしょう。
自身のキャリアに悩む学生、新たな人材活用を模索する企業、そして教育機関の皆様にとって、今回の事例が、未来を共創するためのヒントとなれば幸いです。
出前授業や企業訪問の受け入れを希望する学校教育機関様は、株式会社Another works(Mail:press@anotherworks.co.jp)までお問い合わせください。
関連リンク
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福岡女子商業高等学校: https://yashima.ac.jp/fgchs/
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株式会社Another works: https://anotherworks.co.jp/

