TaxSysの最新アップデートで何が変わる?
今回のアップデートでは、税理士事務所の皆さまが日々の業務で直面する具体的な課題に寄り添った機能強化が多数実現しました。これにより、記帳業務の効率化はもちろん、より付加価値の高い業務に集中できる環境が整うことでしょう。

1. OCR機能の大幅な進化で処理範囲が拡大
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OCR出力画面の統合とエクスポート機能の強化
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OCR出力画面が一つに統合され、会計年度を横断した過去データの検索がスムーズになりました。これにより、必要な情報を素早く見つけ出すことができ、参照にかかる時間を大幅に短縮できます。
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エクスポート項目もユーザーが自由に選択できるようになり、必要なデータのみを効率的に出力可能です。
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医療費控除の機能強化
- 医療費区分についてもOCRで読み取りができるようになり、確定申告業務における医療費データの入力作業が大幅に効率化されます。これは、特に個人事業主の顧問先が多い事務所にとって大きな助けとなるでしょう。
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現金出納帳、ふるさと納税をOCR読み込み対象に追加
- 処理可能な書類の範囲がさらに広がり、多様な証憑への対応が可能になりました。これまで手入力していたこれらの書類もAIがサポートすることで、時間と手間の削減に直結します。
2. AIクレカ売上明細仕訳機能の新規実装
従来、電卓を叩いて算出していたクレジットカード売上明細の仕訳作業が、AIの力で自動化されます。仕訳された結果を確認しながら会計ツールに入力できるため、作業効率が大幅に向上します。これにより、スタッフの負担が軽減され、残業時間の削減にもつながるでしょう。
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一度の仕訳でOCR処理と同様に利用クレジットが発生します。
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仕訳データはデータとして保持されないため、履歴などの確認はできません(誤操作などでデータが破棄されないよう制御はされています)。
3. 会計ツール連携機能の強化と今後の展開
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弥生会計CSV出力仕様の変更
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弥生会計のスマート取込に対応するため、CSV出力形式が変更されます。8%の軽減税率が適用される取引には「※」を記載し、インボイス番号がない(非適格請求書)取引の場合には請求書区分の列に「非適格」と出力されます。これにより、インボイス制度への対応もスムーズになるでしょう。
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CSV出力対象は、銀行、クレカ、領収書、請求書に加えて、現金出納帳のみとなることが決定しました。
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現金出納帳のAPI連携
- 現金出納帳については、Money Forward(MF)のAPI連携を実装する方針が決定されました。小口現金のような口座を作成し連携することで、現金取引の管理がさらに効率化される見込みです。
TaxSys導入後のメリット・デメリット
「TaxSys」の導入は、税理士事務所に多くのメリットをもたらしますが、注意すべき点もあります。導入を検討する際の参考にしてください。
メリット
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生産性の向上: AI-OCRによる自動読み取りと仕訳機能により、記帳業務にかかる時間が大幅に短縮されます。これにより、スタッフはより専門的なコンサルティング業務や顧問先へのサポートに時間を割けるようになり、事務所全体の生産性が向上します。
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コスト削減: 手作業の削減は、人件費や残業代の抑制に直結します。また、記帳代行の外注費を削減できる可能性も高まります。
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競争力の強化: 最新のAI技術とDXを導入することで、事務所のサービス品質と効率性が向上し、他の事務所との差別化を図ることができます。顧問先への迅速かつ正確なサービス提供は、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
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ミスの削減: AI-OCRが自動でデータを読み取るため、手入力によるヒューマンエラーのリスクを低減できます。これにより、データの正確性が向上し、修正作業にかかる時間も削減されます。
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時間創出: 煩雑なルーティンワークから解放されることで、税理士やスタッフは、顧問先の経営課題解決に向けた提案や、新たな知識習得など、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。
デメリット
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初期学習コスト: 新しいシステムを導入する際には、スタッフが操作方法を習得するための時間と労力が必要です。しかし、直感的なUI設計や充実したサポート体制があれば、このハードルはきっと乗り越えられるでしょう。
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AI機能の限界と注意点: AIクレカ売上明細仕訳機能は非常に便利ですが、仕訳データが履歴として保持されない点や、利用クレジットが発生する点には注意が必要です。完全にAI任せにするのではなく、最終的な確認作業は依然として重要です。
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連携の範囲: 現時点での会計ソフト連携は弥生会計とMoney Forwardに焦点が当てられています。他の会計ソフトとの連携を強く望む場合は、今後の開発方針に注目する必要があります。
スタートアップが学べること:DXと顧客志向の重要性
今回の「TaxSys」のアップデートは、税理士事務所だけでなく、あらゆるスタートアップ企業にとっても多くの示唆を与えます。
- 顧客の「本当に困っていること」を解決する: 税理士事務所が抱える記帳業務の煩雑さ、入力ミスの多さ、時間コストといった具体的な課題に焦点を当て、それをAIとクラウド技術で解決しようとする姿勢は、顧客志向のビジネスモデルの模範と言えるでしょう。
- 継続的な改善と迅速な対応: 弥生会計のスマート取込対応やMoney Forward API連携の方針決定など、既存の顧客ニーズや業界の動向に合わせてサービスを迅速に改善していくアジャイルな開発体制は、スタートアップが成長するために不可欠です。
- AI技術の実装とバランス: AIによる自動仕訳は生産性を高める一方で、履歴の非保持や利用クレジット発生といった注意点も明示されています。AIの可能性を追求しつつも、その限界を理解し、ユーザーが安心して利用できるような情報提供と制御を行うバランス感覚は、AIを活用する上で非常に重要です。
導入を検討している方へ:今がチャンス!
「TaxSys」は、税理士事務所の未来を支える強力なパートナーとなるでしょう。日々の業務に追われ、本来のコンサルティング業務に集中できない、人手不足で新しい顧問先を受け入れられないといった課題を抱えているなら、この機会に「TaxSys」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
現在、SoLaboでは、サービスの品質に満足いただけなければ事務手数料・ロイヤリティを全額返金する「全額返金キャンペーン」を実施しています。リスクを抑えて最新のDXツールを体験できる絶好の機会です。ぜひこの機会に、TaxSysが提供する生産性・精度・スピード・コストのメリットを実感してみてください。
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株式会社SoLaboは、資金調達支援や補助金申請サポートなど、幅広い事業を展開しており、その実績は累計10,000件以上(2025年6月末時点)に上ります。詳細は公式サイトをご確認ください。
https://so-labo.co.jp
まとめ
今回の「TaxSys」のアップデートは、税理士事務所の業務効率化とDX推進を強力にサポートするものです。AI-OCRの機能強化、AIクレカ売上明細仕訳機能の実装、そして主要な会計ソフトとの連携強化は、日々の記帳業務の負担を軽減し、より戦略的な業務に集中できる環境を提供します。
生産性の向上、コスト削減、そして競争力の強化は、これからの税理士事務所にとって不可欠な要素です。「TaxSys」は、これらの課題解決の強力な一助となるでしょう。ぜひこの機会に、未来の税理士事務所像を「TaxSys」と共に描いてみませんか。
