心温まる交流が生まれた日
授業の冒頭では、留学生と高校生が英語で自己紹介を行いました。最初は少し緊張した面持ちだった高校生たちも、次第に打ち解け、「日本に来た理由」「自国のおすすめの場所」「好きなアーティスト」「好きなアニメ」など、さまざまな質問を英語で投げかけました。特にアニメの話題では大きな盛り上がりを見せ、国籍や年齢の壁を越えた友情が芽生える瞬間となりました。
この自己紹介と質疑応答の時間は、単なる語学学習に留まらず、お互いの文化や興味を深く理解し合う貴重な機会となりました。異文化への理解は、将来の国際的なビジネスシーンや多様な人々との協働において、非常に重要な「生産性向上」の基盤となることでしょう。

世界を食卓に!高校生が披露した多文化プレゼン
授業の後半では、国際コミュニケーションコース3年生が、「世界各国の料理」をテーマにしたプレゼンテーションを実施しました。少人数クラスの特性を活かし、生徒一人ひとりが留学生を隣に、タブレット端末を使ってフランス、ドイツ、ブラジル、ロシア、韓国など各国の料理について写真と共に発表しました。
発表後には留学生から内容に関する質問が活発に飛び交い、双方向の質疑応答が行われました。約7分間の発表と質疑応答がテンポよく繰り返され、教室は終始和やかな雰囲気に包まれました。料理という身近なテーマは、留学生からも「お腹が空いてきた」という声が上がるほど、親しみやすい交流を促しました。
この実践的なプレゼンテーションは、高校生にとって英語での表現力や論理的思考力を高める絶好の機会となりました。また、留学生の視点を取り入れることで、多角的な視点から物事を捉える力が養われたことでしょう。このような実践的な学びの機会は、学生の「競争力強化」に直結すると言えます。

日本の学校文化に触れる感動体験
授業の合間の休み時間には、留学生が校内ツアーに参加し、日本の学校施設に興味津々の様子でした。また、教室に残り、英語で会話を続ける高校生の姿も見られました。授業後には、留学生が日本の清掃活動を見学したり、清掃中の生徒と各国の言葉で挨拶を交わしたりするなど、日本の学校文化を肌で感じる貴重な体験となりました。
留学生からは、「チャイムが聞けて感動した」「テレビやアニメで見ていた通りの日本の学校だった」「今度はアニメのように屋上でお弁当を食べてみたい」といった感想が聞かれ、日本の高校生活への強い関心がうかがえました。彼らにとって、初めての日本の高校体験は、文化的な発見と感動に満ちたものとなったことでしょう。

国際交流がもたらす未来への投資
今回の高大連携による国際交流は、高校生にとって、これまで学んできた英語を実践的に活用し、異文化理解を深める貴重な機会となりました。これは、将来グローバルな舞台で活躍するための第一歩であり、学生自身の「競争力強化」に繋がります。異文化コミュニケーション能力や多様性を受け入れる姿勢は、現代社会において不可欠なスキルであり、将来のキャリア形成において大きなメリットとなるでしょう。
また、留学生にとっても、日本の高校生の文化や考え方に触れることで、より深い日本理解へと繋がります。このような交流は、国際的な視野を広げ、相互理解を促進する上で非常に重要です。
世界に開かれた学びの場:名古屋商科大学Global BBA
今回の交流の機会を提供した名古屋商科大学は、私立大学として初めて経済学部、経営学部、商学部からなる3学部連携課程「経営管理課程」を設置し、英語を公用語として学ぶ学士課程「Global BBA」を提供しています。世界各国から集う国際学生とともに学ぶ環境は、まさに海外留学そのものです。
2025年度9月には新たに50カ国から190名の留学生を受け入れ、留学生の在籍者は過去最高の75カ国から687名に達しています。Global BBAの授業は全て、現実のビジネスの意思決定を追体験する「ケースメソッド」で提供され、国際的かつ探究型の学びを通じて、社会に自身の考えを提案できる国際リーダーの育成を目指しています。
このような環境は、国際的なキャリアを目指す学生にとって、まさに理想的な「投資」と言えるでしょう。異文化環境での学びは、将来的に海外留学にかかる「コスト削減」にも繋がり、効率的にグローバルなスキルを習得できるメリットがあります。多様な視点に触れることで、既存の枠にとらわれない新しいアイデアを生み出す力も養われるはずです。
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まとめ:高大連携が育むグローバル人材
今回の名古屋商科大学と愛知県立日進高等学校との国際交流は、高校生と留学生双方にとって、かけがえのない学びと感動をもたらしました。異文化理解を深め、英語でのコミュニケーション能力を向上させることは、これからの社会で活躍するために不可欠な要素です。
このような高大連携の取り組みは、学生一人ひとりの可能性を広げるだけでなく、教育機関全体の「競争力強化」にも貢献します。今後も、このような実践的な国際交流の機会が増えることで、より多くの学生がグローバルな視点を持ち、未来を切り開くリーダーへと成長していくことが期待されます。国際社会で活躍したいと願うすべての学生にとって、今回の事例が「背中を押す」きっかけとなることを願っています。
