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東急不動産と貝印が海外ディープテックスタートアップと共創!イノベーションで未来を切り拓く事業検証の成果とは?

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スタートアップ

未来を拓くディープテック共創:東急不動産、貝印とスタートアップの挑戦

現代社会は、環境問題、労働力不足、既存ビジネスの停滞といった様々な課題に直面しています。これらの課題を解決し、持続的な成長を実現するためには、革新的な技術、すなわちディープテックの導入が不可欠です。しかし、自社だけで新たな技術開発を進めるには、時間、コスト、専門知識といった多くのハードルがあります。

そんな悩みを抱える企業にとって、ディープテックスタートアップとの共創は、まさに未来を切り拓く鍵となるでしょう。東京都渋谷区にあるグローバルコミュニティ拠点「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA(SDS)」では、まさにこの共創を加速させるための事業支援プログラム「Sakura Deeptech Shibuya Accelerator」を展開しています。

このプログラムは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授陣をはじめとする世界トップクラスのパートナーと共に、ディープテック分野のスタートアップを支援。半年間のプログラムを経て、日本市場への深い理解、実証実験、商品開発、事業化の協業検討を進め、その成果を2025年12月4日のデモデイで発表しました。開業1周年を迎えたSDSは、活発なコミュニティ活動を通じて、イノベーションハブとしての機能を一層強化しています。

SAKURA DEEPTECH SHIBUYAのイベントに参加した関係者

導入事例から学ぶ、ディープテック共創の成功の秘訣

今回のアクセラレータープログラムでは、特に注目すべき3つの事業検証事例が発表されました。これらの事例は、ディープテックがどのように企業の生産性向上、コスト削減、そして競争力強化に貢献できるかを示す好例です。

1. 外壁清掃の常識を変える:Verobotics(ベロボティクス)と東急不動産

  • 解決した課題: 高所作業に伴う危険性、人件費、清掃品質のばらつき、外壁の状態把握の難しさ。

  • 導入事例: イスラエル発のVeroboticsは、全自動外壁清掃ロボットを開発しており、清掃と同時に外壁データの収集・管理も行います。東急不動産は、渋谷サクラステージのセントラルビルでこのロボットの実証実験を実施しました。

Verobotics社の窓拭きロボットのデモンストレーションの様子

  • 導入後のメリット:

    • 安全性向上とコスト削減: 人間による高所作業が不要になることで、事故のリスクを大幅に低減し、外注費や人件費の削減が期待できます。

    • 生産性向上: ロボットによる自動清掃で、作業の効率化と品質の均一化が図れます。

    • データ活用: 清掃と同時に収集される外壁データは、建物の劣化状況の早期発見や計画的なメンテナンスに役立ち、長期的なコスト削減と資産価値維持に貢献します。

  • 導入における課題: 初期投資の大きさ、特定のビル構造への適応性、緊急時の対応などが考えられます。

東急不動産は、Veroboticsの日本市場での展開を継続的に支援し、連携を進める予定です。これにより、ビルメンテナンス業界全体の生産性向上と安全性確保に寄与することが期待されます。

2. 環境に優しい選択:Loliware(ロリウェア)と東急不動産

  • 解決した課題: プラスチックごみ問題、環境規制への対応、企業イメージの向上。

  • 導入事例: アメリカのスタートアップLoliwareは、プラスチック代替となる海藻由来の新素材を開発しています。東急不動産は、環境関連イベントでLoliware社の海藻由来ストローを導入し、実証的に活用しました。

海藻由来ストローで飲み物を飲む子供

  • 導入後のメリット:

    • SDGsへの貢献とブランドイメージ向上: 環境に配慮した取り組みは、企業の社会的責任(CSR)を果たす上で不可欠であり、消費者からの信頼獲得やブランド価値向上につながります。

    • 新規顧客層の開拓: 環境意識の高い顧客層へのアピールが可能です。

    • 規制対応: 将来的なプラスチック規制強化への先行対応ができます。

  • 導入における課題: 海藻由来素材のコスト、大量生産体制の確立、耐久性や使用感に関する消費者の受容性などが挙げられます。

今後、東急不動産はLoliwareの素材を他のプロジェクトでの展開も検討しており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを加速させていく方針です。

3. 製造プロセスを革新:Foundation Alloy(ファウンデーションアロイ)と貝印

  • 解決した課題: 従来の製造工程における資材ロス、製造コスト、生産時間の長さ。

  • 導入事例: アメリカ発のFoundation Alloyは、世界初の完全固体金属技術を用いた超高性能金属を開発しています。貝印株式会社は、この技術を用いた包丁製造の実証実験を2026年中に予定しています。

Foundation Alloyと貝印の協業関係者

  • 導入後のメリット:

    • 生産性向上とコスト削減: 型取り工程が不要になることで、製造プロセスの短縮、廃棄物削減、製造コストの低減が期待できます。

    • 競争力強化: 超高性能金属を用いることで、従来の包丁にはない新しい機能や品質を実現し、製品の競争力を高めることができます。

    • 環境負荷低減: 資材ロス削減は、環境に配慮した生産体制の構築にもつながります。

  • 導入における課題: 新しい金属加工技術の導入には、既存設備の改修や従業員のスキル習得、技術的な検証に時間と費用がかかる可能性があります。また、新素材の品質安定性や量産化の課題も考慮する必要があります。

貝印は、Foundation Alloyの金属成形プロセスの詳細や作業方法を検証し、将来的な製品化を視野に入れた連携を計画しています。これは、伝統的な製造業におけるイノベーションの好例と言えるでしょう。

ディープテック共創からスタートアップが学べること

これらの事例は、スタートアップにとっても多くの学びを提供します。

  1. 日本市場への深い理解: アクセラレータープログラムを通じて、日本の大手企業のニーズ、規制、商習慣を深く理解することは、海外スタートアップが日本市場で成功するための第一歩です。
  2. 実証実験の重要性: アイデアや技術の検証を、実際のビジネス環境で行う実証実験(PoC)は、製品・サービスの改善だけでなく、大手企業との信頼関係構築にも不可欠です。
  3. 大企業との協業戦略: 大手企業のリソース、ネットワーク、ブランド力を活用することで、スタートアップは単独では難しい規模の事業展開や市場浸透が可能になります。ただし、スピード感や意思決定プロセスの違いを理解し、柔軟に対応する姿勢も重要です。
  4. アクセラレータープログラムの活用: SDSのようなプログラムは、資金調達だけでなく、メンターシップ、ネットワーク、実証の機会を提供し、スタートアップの成長を強力に後押しします。

活気あふれるデモデイと未来への展望

デモデイ当日は、事業会社、ベンチャーキャピタル、大学・研究機関、行政機関など200名以上が参加し、活発な交流が行われました。パネルセッションでは、海外スタートアップが日本企業と事業共創を進める上でのコミュニケーションや文化的差異について議論され、異文化間の協業における具体的なヒントが提供されました。

約200名が参加した技術イベントの様子

また、採択された10社のスタートアップによるブース展示では、最新の技術デモが披露され、参加者との新たなコミュニケーションが生まれる場となりました。

SAKURA DEEPTECH SHIBUYAのコンセプトビジュアル

採択スタートアップ一覧

# 領域 企業名 HP 事業概要
1 AI & Robotics Edgenesis https://edgenesis.ai/ シンガポール IoTの相互運用性の問題を解決するオープンソースのKubernetesネイティブIoTゲートウェイを開発
2 AI & Robotics Novathena http://www.novathena.ai/ アメリカ ミッションクリティカルなサービス業務における手続きミスによる運用損失を排除する、独自のSpatial Transformer AI技術
3 AI & Robotics Code Metal https://www.codemetal.ai/ アメリカ 現在のエッジコンピューティングコーディングと将来のソフトウェア機能開発のギャップを埋めるエージェントワークフロー
4 AI & Robotics Verobotics https://verobotics.com/ イスラエル 完全自動化された洗浄および検査サービスを提供するロボティクス プラットフォーム
5 AI & Robotics/ Climate Tech Impossible Metals https://impossiblemetals.com/ アメリカ 海洋環境に配慮した水中金属採掘AIロボット
6 Climate Tech EX-Fusion https://en.ex-fusion.com/ 日本 商用レーザー融合技術を利用したクリーンエネルギーの開発
7 Climate Tech LOLIWARE INC. https://www.loliware.com/ アメリカ 海藻ベースのプラスチック代替マテリアル
8 Climate Tech Foundation Alloy http://www.foundationalloy.com/ アメリカ 世界初の完全固体金属技術を用いた超高性能金属
9 Climate Tech Aikido Technologies https://www.aikidotechnologies.com/ アメリカ 浮体式洋上風力発電の開発と建設
10 Climate Tech Thermulon https://www.thermulon.com/ イギリス 超断熱シリカエアロゲルの開発

各スタートアップの技術や取り組みをより深く理解するため、コンセプトムービーも制作されています。

コンセプトムービーはこちら

まとめ:ディープテック共創が描く未来

東急不動産と貝印の事例が示すように、ディープテックスタートアップとの共創は、既存のビジネスモデルを革新し、生産性向上、コスト削減、そして持続可能な社会への貢献といった多岐にわたるメリットをもたらします。これは単なる技術導入に留まらず、企業文化や事業戦略そのものにイノベーションを起こす可能性を秘めているのです。

SDSコミュニティのパートナー企業・大学・団体

SAKURA DEEPTECH SHIBUYAは、この共創の輪を広げるため、2026年度のアクセラレータープログラムに参加するディープテックスタートアップを募集します。特に、渋谷のカルチャーと先端技術を組み合わせ、新たな体験と価値を世界へ発信する「コンテンツにイノベーションを起こす」スタートアップが求められています。

既存の枠にとらわれず、新しい技術で社会課題を解決したい、ビジネスを加速させたいと考える企業やスタートアップにとって、SDSのようなプラットフォームは、まさに理想的なパートナーシップの場となるでしょう。ぜひ、この機会にディープテック共創の可能性を探ってみませんか。

2026年度アクセラレータープログラムの応募詳細はこちらで2026年1月末頃に発表されます。
https://www.sakuradeeptechshibuya.com/accelerator/

SAKURA DEEPTECH SHIBUYAの詳細はこちら
https://www.sakuradeeptechshibuya.com/

渋谷サクラステージ セントラルビル

運営会社情報

東急不動産株式会社
広域渋谷圏のまちづくりにおいて、スタートアップとの共創による新産業や最先端の事業創出を通じたエリア価値の向上やにぎわいづくりを推進しています。
https://www.tokyu-land.co.jp/

スクラムスタジオ株式会社
日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けており、オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表する大企業パートナー、スタートアップ、自治体との共創を支援するプログラムの企画運営や、海外スタートアップの日本進出を支援するインキュベーション事業を行っています。
https://scrum.vc/ja/studio/

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