「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」とは? 企業が抱える課題を解決する一手
「アタックサーフェスマネジメント(ASM)」とは、インターネットに公開されているサーバーやネットワーク機器といったIT資産の情報を収集・分析し、不正侵入経路となりうる脆弱性やそのリスクを検出・評価する取り組みです。多くの企業にとって、自社のIT資産がどこにどれだけ存在し、どのようなリスクを抱えているのかを正確に把握することは、非常に困難な課題となっています。
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は、この課題を解決するための強力なツールです。国産ASMツールとして培った「IT資産の棚卸しとリスク可視化」の強みを活かし、複雑化するセキュリティ運用をシンプルにし、「何から対策すべきか」を明確に可視化します。これにより、セキュリティ知識の有無にかかわらず、利用者は最も優先すべき対策を一目で把握できるようになります。
このツールを導入することで、企業は以下のようなメリットを享受できます。
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生産性向上: 脆弱性診断やIT資産の棚卸しにかかる時間と労力を大幅に削減し、本来の業務に集中できます。
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コスト削減: 専門家による手動診断の頻度を減らし、セキュリティ対策の外注費削減にもつながります。
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競争力強化: 迅速な脆弱性対応により、サイバー攻撃による事業中断リスクを低減し、企業としての信頼性と競争力を高めます。
深刻な脆弱性への緊急対応:Oracle EBSとSAP NetWeaverの危機
今回のアップデートで対応された2つの脆弱性は、すでにサイバー攻撃での悪用が確認されており、速やかな対応が求められています。
Oracle E-Business Suiteの任意コード実行(CVE-2025-61882)
2025年10月5日に公開されたこの脆弱性は、Oracle社が提供する基幹システム「Oracle E-Business Suite」に存在します。認証不要で任意コード実行が可能となり、その危険性はCVSSスコアで9.8(Critical)と評価されています。世界中の数万社に導入されているこの製品の脆弱性は、極めて広範囲に影響を及ぼす可能性があります。米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)の「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」にも登録されており、ランサムウェア攻撃の標的となった事例も確認されている、まさに緊急を要する状況です。
SAP NetWeaverのファイルアップロード脆弱性(CVE-2025-31324)
2025年4月24日に公開されたこの脆弱性は、SAP製品群の基盤である「SAP NetWeaver(Visual Composer / Metadata Uploader)」で見つかりました。認証不要で悪意のあるスクリプトなどの任意ファイルをアップロードでき、結果としてリモートコード実行(RCE)に至る可能性があります。CVSSスコアは最大の10.0(Critical)とされており、世界中の大企業や官公庁で利用されるSAPシステムにとって、この脆弱性がもたらす影響は計り知れません。ビジネスプロセスの中断や機密情報漏えいといった深刻な被害につながるリスクがあり、こちらもCISAの「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に掲載されています。
「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」は、これらの製品の利用状況と脆弱性が悪用される可能性のある機能を検知した場合、深刻な脆弱性が存在する可能性を通知します。これにより、利用企業は現状のリスク状態を把握し、対策方針の決定を優先的に行うことが可能になります。
なぜ今、ASMが必要なのか? スタートアップから大企業まで学ぶべきこと
サイバー攻撃は、もはや大企業だけのものではありません。スタートアップや中小企業であっても、外部に公開されたIT資産があれば、攻撃の標的となる可能性があります。特に、今回の事例のように悪用が確認されている脆弱性を放置することは、企業の存続を危うくする事態にもつながりかねません。
ASMは、自社の「攻撃対象領域」を客観的に把握し、先手を打って対策を講じるための重要なアプローチです。セキュリティ専門家を常駐させることが難しい企業でも、ASMツールを活用することで、効率的かつ継続的にセキュリティレベルを向上させることができます。これは、外注費の削減にも繋がり、限られたリソースを最大限に活用するための賢い選択と言えるでしょう。
まとめ:安全なビジネス環境のために、今できること
ビジネスのデジタル化が進む現代において、サイバーセキュリティは企業経営の根幹を支える要素です。Oracle EBSやSAP NetWeaverのような基幹システムの脆弱性は、ビジネス全体に深刻な影響を及ぼす可能性があります。しかし、「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 ASM」のようなツールを活用することで、これらのリスクを早期に発見し、効果的な対策を講じることが可能です。
自社のIT資産の全体像を把握し、潜在的な脆弱性に目を光らせることは、もはや必須の取り組みです。この機会に、貴社のセキュリティ体制を見直し、ランサムウェアをはじめとするサイバー脅威から大切なビジネスを守るための一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。安全なデジタル環境は、貴社の持続的な成長と競争力強化に直結するはずです。
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GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社について
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。最先端の技術と実践的な教育を通じて、日本のサイバーセキュリティ強化に貢献しています。各種脆弱性診断、ペネトレーションテスト、セキュリティコンサルタント、SOCサービス、フォレンジック調査まで、包括的なサイバーセキュリティ対策サービスを提供しています。
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