ライブエンタメ業界の未来を拓く!最新技術でファンを魅了し、運営課題を解決する「ライブ・エンターテイメント EXPO」
エンターテイメント業界は今、大きな変革期を迎えています。「コンテンツファン消費行動調査2025」によると、生活者のコンテンツ支出は一人当たり過去最高の85,137円を記録し、リアルイベント市場も前年比22%増の1兆2,596億円にまで拡大しました。さらに政府は、コンテンツ産業への成長投資として550億円超の基金を確保するなど、まさに追い風が吹いています。
しかし、この市場拡大の裏には、「どうすればもっと多くのファンに最高の体験を届けられるだろう?」「イベント運営の効率をもっと上げられないか?」といった、現場の熱い思いと同時に、様々な課題が横たわっているのではないでしょうか。
そんなライブエンタメ業界の悩みや課題を解決し、導入を検討している皆さんの背中を押してくれるような最新技術の祭典が、「第13回 ライブ・エンターテイメント EXPO」です。2026年1月21日(水)から23日(金)まで、幕張メッセで開催されるこのイベントは、ライブ・フェス・演劇などに関わる製品・サービスが一堂に集まる、まさに未来のエンタメを体感できる場所です。
ライブエンタメ業界の今と未来:成長の背景にあるもの
コンテンツ産業の市場が拡大し、特にリアルイベントが力強く成長している背景には、人々の「体験」への価値観の変化があります。デジタル化が進む現代だからこそ、実際に足を運び、五感で感じる「ライブ」の感動がより一層求められているのです。音楽ジャンルが市場を牽引していることからも、その傾向は明らかでしょう。
政府の強力な支援も、この成長を後押ししています。550億円超という大規模な基金は、新たな技術開発やコンテンツ創造への投資を促進し、日本のコンテンツが世界で輝くための大きなチャンスとなります。
この追い風を最大限に活かすためには、従来の運営方法やファンサービスだけでなく、最新の技術を積極的に取り入れ、新たな価値を創造していくことが不可欠です。
現場の課題を解決する最新技術の数々
「ライブ・エンターテイメント EXPO」では、イベント運営の生産性向上やコスト削減、そして何よりもファン体験を深化させ、競争力を強化するための革新的なソリューションが紹介されます。ここでは、その一部をご紹介しましょう。
生産性向上とコスト削減を実現する技術
イベント運営において、人件費や設営コスト、そして時間の効率化は常に大きな課題です。最新技術は、これらの課題にスマートな解決策を提供します。
入退場は顔認証の時代へ
「AUTH thru」のような顔認証システムは、イベントの入退場を非接触かつスムーズに実現します。長蛇の列を解消し、来場者のストレスを軽減するだけでなく、入場スタッフの配置を最適化することで人件費の削減にも貢献します。大規模なフェスやコンサートでの導入は、運営の生産性を劇的に向上させるでしょう。
“吊れるLED”で空間演出を再設計

「Airly Vision」のような超軽量・高精細LEDビジョンは、従来の重くかさばるディスプレイの課題を解決します。1パネルわずか5.7kgという軽さで、これまで耐荷重制限で設置を諦めていた場所にも、ダイナミックな映像演出が可能になります。これにより、設営・撤収時間の短縮、輸送コストの削減、そしてより自由な空間デザインが実現し、外注費削減にも繋がる可能性があります。
ファン体験の深化と競争力強化を叶える技術
ファンに「忘れられない体験」を提供することは、イベントの成功、ひいては競争力強化の鍵です。最新技術は、ファンとの絆を深め、イベントを特別なものに変える力を持っています。
SAY CHEESE! PHOTO(AR推し撮影)

「SAY CHEESE! PHOTO」は、好きな人物やキャラクターとAR(拡張現実)で一緒に写真撮影ができる体験型コンテンツです。まるで推しが目の前にいるかのような臨場感あふれる写真は、ファンにとってかけがえのない思い出となるでしょう。撮影した写真をSNSで共有することで、イベントの話題性も高まり、新たなファンの獲得にも繋がります。これは、ファンクラブ運営やグッズ制作の新たな可能性を広げ、イベントの付加価値を高める強力なツールです。
かざすだけで、推しが話す「インタラクティブ・アーティストフィギュア」

アーティストとファンをこれまでにない形でつなぐ「インタラクティブ・アーティストフィギュア」は、革新的なプロモーションアイテムです。フィギュアを専用スピーカーやスマホにかざすだけで、アーティストの声や音楽が流れ出し、限定メッセージや最新情報にアクセスできます。これは、ファンエンゲージメントを深め、グッズの単なる所有価値を超えた「体験価値」を提供するものです。
観客が“照明”に

「観客のペンライトを演出に同期させる」技術は、会場全体を一体感あふれる“照明装置”へと変貌させます。個別ID制御により、文字やアニメーションも可能となり、大規模な会場でも観客一人ひとりが演出の一部となる感動を味わえます。2013年から2023年のNHK紅白歌合戦での採用実績は、その効果と信頼性を物語っています。これにより、イベントの演出力と観客の満足度が飛躍的に向上し、他イベントとの差別化にも繋がります。
球体ペンライト シャイニングオーブ

一般的なペンライトとは一線を画す「球体ペンライト シャイニングオーブ」は、オリジナル印刷が可能な丸くて可愛らしいフォルムが特徴です。ライブグッズや推し活グッズ、スポーツチーム応援グッズとして、ワンランク上の特別感とインパクトを提供し、ファンアイテムの競争力を高めます。
スタートアップが学ぶべきこと:イノベーションのヒント
これらの最新技術は、既存のイベント企業だけでなく、ライブエンタメ業界に参入を目指すスタートアップにとっても大きなヒントを与えてくれます。
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ニッチな課題解決に注力する: 入場時の混雑、設営の物理的制約、ファンとのコミュニケーション不足など、一見すると小さな課題にも、テクノロジーを活用した大きなビジネスチャンスが隠されています。
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テクノロジーとエンタメの融合: AR、IoT、顔認証といった先端技術を、どのようにエンターテイメント体験に落とし込むか。技術ありきではなく、「どんな感動を提供したいか」という視点からアプローチすることが重要です。
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ファンエンゲージメントの最大化: 「推し活」という言葉に象徴されるように、ファンは単なる消費者ではなく、イベントを共に創り上げる「仲間」です。彼らの熱量をいかに引き出し、持続的な関係を築くかが成功の鍵となります。
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既存技術の応用と新たな価値創造: 既存の技術を異なる分野に応用することで、全く新しいサービスや製品が生まれることもあります。例えば、顔認証技術はセキュリティだけでなく、顧客体験向上にも活用できる好例です。
導入におけるメリットとデメリット(多角的分析)
新しい技術の導入は、常に期待と同時に懸念も伴います。ここでは、多角的にメリットとデメリットを分析してみましょう。
メリット
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生産性向上とコスト削減: 顔認証システムによる入場管理の効率化や、軽量LEDビジョンによる設営・輸送コストの削減は、運営全体の生産性を高め、長期的な外注費や人件費の削減に繋がります。
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ファン満足度の向上と競争力強化: ARフォトやインタラクティブフィギュア、観客参加型照明などは、ファンにとって忘れられない特別な体験を提供し、イベントへの満足度を飛躍的に高めます。これにより、リピーターの獲得や新規ファンの誘致に繋がり、他イベントとの差別化による競争力強化が期待できます。
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SNSでの話題性創出とプロモーション効果: 新しい体験型コンテンツは、SNSでの拡散を促し、自然な形でイベントのプロモーション効果を高めます。
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新たな収益機会の創出: 高付加価値なグッズや体験は、新たな収益源となる可能性があります。
デメリット・課題
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初期投資費用: 最新技術の導入には、やはりそれなりの初期投資が必要です。ROI(投資対効果)を慎重に見極める必要があります。
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技術導入に伴う学習コスト: 新しいシステムを導入すれば、スタッフのトレーニングやオペレーションの変更が必要です。導入後のスムーズな運用には、十分な準備期間と教育が欠かせません。
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既存システムとの連携: 既存のチケットシステムやグッズ販売システムと、新しい技術がスムーズに連携できるかどうかも重要なポイントです。
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トラブル発生時の対応: 技術的なトラブルは避けられないもの。万が一の事態に備え、迅速なサポート体制や代替案の準備が求められます。
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プライバシー保護: 顔認証システムなどの導入においては、個人情報の取り扱いに関する法的・倫理的な配慮が不可欠です。利用者の同意取得やデータ管理の透明性が求められます。
まとめ:未来のエンタメを創る一歩
「第13回 ライブ・エンターテイメント EXPO」は、単なる製品展示会ではありません。コンテンツ産業が大きく飛躍するこの時代に、ライブエンタメ業界が抱える課題に対し、具体的な解決策と未来への可能性を提示する場です。
もしあなたが、イベントの企画・運営に携わっているなら、あるいはこの成長市場で新たなビジネスチャンスを掴みたいスタートアップの経営者なら、このEXPOはきっと、あなたのビジネスを次のステージへと押し上げるヒントと出会いの場となるでしょう。生産性向上、コスト削減、そして何よりもファンを魅了し、業界での競争力を高めるためのヒントが、ここに集結しています。ぜひ会場に足を運び、未来のエンタメを体感してください。
イベント概要
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名称: 第13回 ライブ・エンターテイメント EXPO(LIVeNT 2026 内)
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会期: 2026年1月21日(水)~23日(金) 10:00~17:00
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会場: 幕張メッセ
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主催: RX Japan合同会社
